そこはまるでギリシャ、そしてお母様の歴史がつまった家 芦屋市 M邸
2017年 01月 30日
ご自宅インテリア訪問
~住まう人のこだわり、
息遣いが感じられる家~
Inspiring home tour
山本智子自身が住まう人に興味を持ち、
そしてこだわりを持った家に訪問するという主旨。
それに賛同いただいた方々のご自宅を撮影し、
許可をいただき本ブログに掲載することになりました。
月に一度、そんな住まう人の息遣いが感じられる家、をレポートします。
去年11月から始まったこのコーナー、
昨年11月の第一回目は
キリムと和、そしてアンテイークが混ざり合う家 芦屋市N邸 でした。
昨年12月の第二回目は
そして
新しい年2017年1月は
そこはまるでギリシャ
お母様のDIY力が詰まった
芦屋市 M邸
です。

実はこちらのご自宅はお母様のころから引き継いだ
古いヴィンテージマンション。
プライベートのため外観はお見せできませんが
昭和の映画にでてきそうな
良い意味ですごく古く、味のある一角だなあという印象でした。
なのに!
「お邪魔します」と入った瞬間
石造りの壁が !

え?ここはマンションだったはず・・・
なんと玄関には大理石が敷かれ、
壁にはクリームオレンジ色の
本物の石が埋め込まれていました。
これなんと!M様のお母様がむかーし昔
業者さんに自分のアイデアを伝えて実現された
ものなのです。
しかもそのお母様、御年 87歳!!

(今は別の場所で暮らされています)

なんという洗練されたセンスの持ち主でしょうか。
石を壁に埋め込む、大理石を敷く
というアイデアがはるかの昔に
思いついたでしょうか?
どんな人?どんな人?
わたしの頭はぐるぐる回る~回る~笑

このドアも
87歳のお母様作
ドアのモールディングも、ですよ。
信じられますか
素晴らしいですよね 

少しイギリス風にも見えます。

明るい陽射しがレトロな窓から漏れ、
黄色い壁にも光が。
まるでギリシャのリゾート プチホテルのように見えませんか?

フレームの飾り方にも注目
まずメインとなる大きなフレームを
対角線状に置いて
それにクロスするように
小さなフレームを4つ。
全体をみると大きな正方形の中に
すべてが入っています。

その87歳のお母様の造作に
今住まれているM様のセンスがプラスされ
深みを増しています。

Mさんのお子様の作品が壁に飾られたり。

玄関入って正面はMさんの白い世界。
白いヨーロッパ風のエレガントなチェストの上に
前面ミラーを貼って
玄関の斜め前を広く見せています。
白を基調としたキャンドルや鳥のオブジェを
デイスプレイ。

Mさんは 芦屋を拠点に整理収納アドバイザー・骨格スタイル分析アドバイザー
White petit home
を主宰されています

Mさんからお母様のことをずっと伺っていると
その87歳の素晴らしいセンスとDIY力の持ち主に
俄然会いたくなったのです。
Mさんからぜひ会ってくださいのお返事。

そうです、
来月は
その87歳のお母様のご自宅を
ご紹介させていただきます。
皆さま、来月も見逃せませんよ~!

もうお人柄とその前向きさ、そしてDIY力が素晴らしかったです。
どうぞ来月をお楽しみに。
昨年11月の第一回目
キリムと和、そしてアンテイークが混ざり合う家 芦屋市N邸
昨年12月の第二回目
by nointeriornolife
| 2017-01-30 23:32
| Home tour/インテリアツアー